選挙戦が終わって蕎麦屋で競馬(朝日杯FS(G1))
7日間の市議選が終わって、少しだけワインを飲んで、朝寝坊をした。気付いたら、冷蔵庫には何も入っていないので、お風呂に入った後で、近くのお蕎麦屋さんで元祖健康そばをいただいた。何が健康なのかは不明だけど、①肉の代わりにホタテが入っている、②野菜が沢山入っている、③ヨーグルトがついてくる、ところが健康の源なのだと思う。
さて、テレビの前の特等席に陣取ると競馬放送をやっていた。第70回朝日杯フューチユリティステークスというレースだった。昼から、ソバ屋のテレビの前に陣取って競馬観戦なんて、まるでおやじだが、その日は競馬放送を見て本当によかったと思った。
全くの競馬しろうとが感動した優勝インタビュー
さて、第70回朝日杯FSの優勝馬は、アドマイヤーズ という馬だった。朝日杯FSというのは、GIという大きなレースらしく、レースの後で、優勝騎手がインタビューを受けていた。競馬をほとんど知らない私は、そこでびっくり驚いてしまった。
なんと、優勝騎手は外国人なのだ。ミルコ.デムーロさんという。名前からして、イタリアンだ。
そのイタリアンなデムーロさんが、流暢な日本語でインタビューに答えていた。
ざっくりな感じでいくと、「アドマイヤーズはとてもスマートな馬で、勝ちたい気持ちが強くて、(そこが)僕と同じ…」「アドマイヤーズとヨーロッパのダービーも戦いたい」と言う感じだったと思う。
この「勝ちたい気持ちが強い、僕と同じ」に参ってしまったのだ。
デムーロさんは、イタリアのトップ騎手だから、あえて日本に来る必要なない。それでも、こんなにも日本語を勉強して、日本で活動してくれているのだ。
競争なんて嫌いなのに、なぜ勝負に魅かれるのか?
私は競争が嫌いだ。ただ単に逃げているだけかもしれないけど、「競争とか、レースとかは、ただのシンボルで、リアルじゃないでしょ」と、思っている。
が、何故かこの「勝ちたい気持ちが強い、僕と同じ」に参ってしまったのだ。そして、その理由が、やっとわかった気がする。
誤解を恐れずにいうならば、勝負やレースはエンターティンメントだと思う。
そして、勝負ごとの何にエンターティン、つまり魅了されるのかというと、それはいろいろあると思う。技術とか美しさとか、ほんとにいろいろあると思う。
だけど、勝負の魅力の中の大きな一つが「勝ちたい気持ち」なのだと思うのだ。いい仕事をして勝ちたい、力を出し切って勝ちたい、観衆を魅了して勝ちたい。
「勝ちたい気持ち」には、やっぱり惹かれます。
さあ、人生は勝負、勝ちたい気持ちを失わないで行ってみましょう!
でも、そういう元気には、自信ないです。外も寒いしね。(^^)