真行寺りえのブログ

発達障害の母がマイルドな認知症に。アラ還のお一人様が介護とシニア起業の合間に毎日の気づきをつづっています。

文章術の本を濫読(らんどく)して解かった、文章を書く上で1番大切なこと

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市立図書館で借りた東野圭吾さんの本2冊


「ブログの文章って、どう書けばいいんだろう」と考えた私は、市立図書館の予約リストを調べて、予約人数一位の東野圭吾さんの本を図書館で借りたり、アマゾンのキンドルで文章術の本の無料サンプルをダウンロードして読んでみたりしました。

そして、自分なりに納得した「文章を書く上で一番大切なこと」について書いてみたいと思います。

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文章が上手くなりたくて、どんな本を読んでみたか?

まず、市立図書館で東野圭吾さんの本を2冊借りました。

 聖女の救済(2008)
 プラチナデータ(2010)

何しろ人気作家なので、古い本しか図書館の書棚には残っていません。

そして、アマゾンのキンドルで、文章術の本の無料サンプルを何冊かダウンロードしてみました。

キンドルは電子書籍を読むための端末で、電子書籍1冊分をダウンロードするためには、本を1冊買うのとほぼ同じ金額を支払わなければならないのですが、無料サンプルをダウンロードすれば、本のさわりを無料で読むことができます。

今回読んだ無料サンプルは、

 ミステリーの書き方(幻冬舎文庫)日本推理作家協会編書
 小説講座 売れる作家の全技術(角川書店)大沢在昌
 エンタテインメントの作り方(角川新書)貴志祐介

最初の本、ミステリーの書き方は、なんと一流ミステリー作家43人が、惜しげもなく創作の秘密を語っている豪華な本です。斉藤孝さんも著作の中で推薦されているようです。

東野圭吾さんのミステリーで感じたこと

東野さんの2冊の著作を読んで感じたことをまとめて見ました。

●文章が、とても読みやすい。途中で引っかかったり、読み返したりする必要がなく、ストーリーに集中することができる。

●文章がサラッとしていて、ミステリーなので犯罪を扱っているにも関わらず、ジメジメした感じがしない。

●登場人物に対する敬意というか、思いやりを払っているのが感じられる。

2冊とも10年ぐらい前の作品なので、それから作風があるかもしれません。

ミステリーやエンタメ小説の書き方本から学んだこと

アマゾンキンドルの無料サンプルは本当に参考になりました。3冊とも是非全体をじっくりと読んでみたいと思います。

書き方本から学んだことは沢山あるのですが、その中でも一番大切だと思うことは、「読み手の側にたって書くこと」の重要さでした。

文章の上手さもストリーを作る力も、すべて読み手を楽しませるためにあるということ。自分の非力をごまかそうと手を抜いたり、反対に自分の能力を誇示しようとしたりしてはいけないということ。

それも、すべて「読み手の側にたって書くこと」なわけで…。プロの作家がこれだけ惜しみなくノウハウを公開してしまうとは、ものすごい時代に生きているんだなと、つくづく思います。