真行寺りえのブログ

発達障害の母がマイルドな認知症に。アラ還のお一人様が介護とシニア起業の合間に毎日の気づきをつづっています。

年末は「お金のこと」が気になります

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12月はいろいろとお金がかかる時期ですね。これからの老後生活に向けて、本格的にお金の勉強をすることにしました。テレビや雑誌で拝見して前から気になっていた萩原博子さんの本を読んでみました。

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 萩原さんの数多くの中から選んだのは、「老前破産 年金支給70才時代のお金サバイバル」(朝日新書)です。 

老前破産 年金支給70歳時代のお金サバイバル (朝日新書)

老前破産 年金支給70歳時代のお金サバイバル (朝日新書)

 
 

 萩原さんは、消費者の立場にたったコメントが好きで前から気になっていました。アマゾンで著書の目次を見たり、読者のコメントを読んでも、とても信頼できる著者さんだなと感じています。

さて、年金の支給開始が70才になろうとしている現在、萩原さんが考えるお金の人生設計とはどのようなものでしょうか? 

年金支給70才時代の人生設計のポイント 

萩原さんのお金の人生設計のポイントは、2つあります。 

人並な生活に振り回されない

家、車、子どもの教育など、人並みな生活をおくろうと無理な出費をしない。特に、無理な住宅ローンや教育費に注意する。 

50才までに資産と借金のプラスマイナスをゼロにする

資産というのは貯金と家・車などの売ればお金になるもの。資産は売ったらいくらになるかでその価値を考えます。 

資産と借入金を見直し方 

家庭の資産と借金の見直し方を簡単に説明します。 

価値がプラスのもの 

家・マンション → 評価額 ネットで近所の家やマンションがいくら位で販売されているかを見てみましょう。 

車 → ネットで同じ条件の車種の買い取り価格を調べてみましょう。

保険 → 解約返戻金をプラスの資産として計算します。 

価値がマイナスのもの 

教育費 → 教育ローンがあれば教育ローンの支払額、今後支払が予定される教育費があれば、その見積もり額 

住宅ローン → 残りのローンの支払額。元本と利息の合計の支払い額はいくらですか? 

これらのプラスマイナスの収支が50才までにゼロになれば、その後の10年あるいは15年を使って、定年までに老後の資金を積み立てることができると荻原さんは言っています。 

60才でもプラスマイナスがゼロでない時 

60才でも資産のプラスマイナスがマイナスな時には、なるべく早い時期にゼロになるようにしなければなりません。 

定年を延長する

再雇用がある場合は再雇用で働く期間を延長する。 

生活費を見直す

住居費、食費、通信費、生命保険、車を手放すなど、家計を見直し、節約を心がける。 

副収入を得る

一般教育給付金制度などを使って在職中に資格を取る。あるいは、ランサーズ、クラウドワークスなどの大手クラウドソーシングサイトに登録して、フリーランスで働く。 

投資を勉強する

投資が必ずしも悪いわけではありませんが、銀行や証券会社の言いなりで投資をするのは間違いのもと。投資は、ネットを使って自分で勉強し、少額からは始めることが大切です。 

まとめ

まずは、紙を広げて、家計のバランスシートを調べてみようと思います。己を知ることから開始ですね。