「まるで子どもだ」と自分を反省した一週間でした。
日本人は、他国のビジネスマンと比べて子供だと言われます。先週は、「アラ還にもなって、自分も確かにそうだ」と思わざるを得ない一週間でした。子供だという意味は、受身というか、本気度が足りないというか、指示待ちというか、そういう感じです。
先週は、一週間、30代のインド人弁護士2人と東京の丸の内、大手町、虎ノ門、六本木、赤坂を営業で走り回っていました。アラ還の私は、インドの若者から学んだビジネスの基本をお伝えしようと思います。
とにかく本気で、自分に絶対の自信を持ち、簡単に満足しない
何しろ本気度が高いです。その上、負けん気が強い。一方で、遊ぶときは遊び、遊びムードと仕事ムードの切り替えがはっきりしています。
チーム意識も強く、但しインド人が2人で話しているときは、男性と女性でありながら、ほぼケンカしているみたいに聞こえます。
弁護士という職業がらかもしれないが、早口で、とにかくしゃべる。しかも、堂々としている。
そんな彼らと毎日8時間一緒にいて、前から気になっていた、ムーギー・キム氏の「世界中のエリートの働き方を一冊にまとめてみた」(東洋経済社)を読んでみました。
エリートの働き方の秘密がわかるかもしれない。
トップエリートに共通する7つの特徴
キム氏によれが、トップエリートに共通する特徴は7つあるようです。
①勝つことへの意欲が強く、完璧主義
②お金に細かい
③大金持ちなのに身なりが質素
④信頼と評判を大切にする
⑤若手時代は目の前の仕事に全力投球
⑥同窓生、昔の同僚などで最強チームを作る
⑦「おやじころがし」がうまい
これは、投資銀行に勤めるとか、大手のコンサルタント会社で勤めるとか、専門家として、法人を相手にビジネスをする場合には、特に大切なポイントのような気がしますが、すべてに当てはまるかもしれません。
アラ還のおばさんとしては、この①~⑦が出来れば、ゼロからフリーランスでスタートしてもある程度の富を築けるのではないかと思います。
ムーギー・キム氏の「世界中のエリートの働き方を一冊にまとめてみた」(東洋経済社)は、仕事術本としては、かなりお勧めです。ほんと、こういうことが若いときに判っていたら、私の人生は大きく違っていたと思いますね。