やはり、100歳まで生きる覚悟を決めたほうがいいかも…
今日は、真行寺りえです。
老後の心配のNo.1は、何といってもお金のことですよね。
何才まで生きるんだろうって考えた時に、ネットを検索してたどり着いたのが、2つの厚生労働省の統計資料でした。
● 厚生労働省 平成29年(2017)人口動態統計月報年計(概数)の概況
● 厚生労働省 平成29年 簡易生命表の概況
平均寿命や平均余命という言葉だけでは、なかなか実感がわかない自分の死に際が少し想像できるような気持ちになります。
男女とも死亡年齢は確実に上がっている
人口の構成という意味でいうと、日本人の平均年齢は46.35才(2015年国連統計)、日本人の平均寿命は、女性が87.26才、男性が81.09才(2017年厚生労働省「簡易生命表」)といわれています。
また、同じく2017年の厚生労働省の「簡易生命表」から、平均余命を年齢別に見ていくと下の表のような結果となります。
男女とも60才ぐらいまでは、平均寿命から年齢を引いた数が平均余命となっているのですが、60才を過ぎるころから平均余命の減り方が少なくなり、面白いことに、90才を過ぎると男女間の平均余命の差が大きく縮まります。
男性は70才以降、女性は80才以降に死亡率が上昇する
日本人が何才で亡くなっているのかを見てみましょう。
こちらは、厚生労働省の「平成29年(2017)人口動態統計月報年計(概数)の概況」の9ページに掲載されている「年齢(5歳階級)別にみた死亡数・死亡率(人口10万対)」という表です。
年齢(5歳階級)別にみた死亡数・死亡率(人口10万対)
死亡者数は、男性は、80-84才と85-89才にピークが、女性は、85-89才と90-94才にピークがきています。それと呼応するように、男性の死亡率は80-84才で、女性の死亡率は85-89才で大きく上昇しています。
同時に、90-94才の高齢者を見ると、90-94才の男性が死亡する死亡率は約18.8%、90-94才の女性が死亡する死亡率は約12.5%しかなく、日本人の寿命には大きな幅があることがわかります。
参考:
厚生労働省 平成29年(2017)人口動態統計月報年計(概数)の概況
まとめ
人生同様、人の寿命も人それぞれですね。しかし、こうして統計を見ると「人生100年時代というのも、まんざらウソではない」というのも実感です。貯金と年金だけで、人生100年時代を乗り切ることができるできるのか…複雑な心境です。