八千代市議のビラ配りで感じた郊外の住宅事情、どんな仕事をする場合でも不動産の勉強だけはしたほうがいい。
千葉県の八千代市では、市会議員選挙が12月9日の日曜日から始まります。投票日の16日まで熱戦が繰り広げられます。選挙には、実は細かい決まりが沢山あります。
そして、選挙期間中は、選挙期間中はビラを配布することはできません。八千代市の市政状況には、このように書かれています。
選挙運動用ビラ
市議会議員選挙など一部の選挙では頒布できません。
出典:八千代市市政情報
さて、困りました。明日から選挙なので、あと250枚残っているビラを、今日中に配ってしまわないといけません。
ビラ配りは、〇〇町〇丁目位の単位で、分担がわかれています。
八千代市はもともとは農家が多い地域なので、〇〇町〇丁目の家々のうち、何件かは立派な農家、何件かは土地をもっている農家の家族が建てたらしいピーターラビットが住んでいそうな洋風の住宅、
そして、幾つかの賃貸マンション、住居者の過半数は外国人だと思われる賃貸アパート、
とても昭和なプロパンガスの平屋の賃貸住宅、昭和の臭いのする分譲住宅、平成のオシャレな分譲住宅など、これでもかというほど異なるタイプの住宅が混在しています。
私は不動産関係の仕事をしているわけではないので、こんな機会がなければ、一軒一軒郵便受けの場所を探りながら、町を歩くことなどなかったと思います。
家、車、家族と持っている財産のほとんどが、住居の周りにあります。家は人生のすべてと言ってもいいかもしれません。
大人になって、働いて、結婚して、子供が生まれて、家を買って、定年で退職して、ローンを払い終わって、場合によっては、施設に入って、人生の最後を迎えます。
そう考えたら、ビラを配りながら、〇〇町〇丁目の人生の配置図の確認作業をやっている気になってきました。
持ち家は人生の作品の一つには違いありません。そう考えると、「20代の若いうちに、持ち家をどうするかも含めて、不動産の勉強をした方がいいよ」と言ってしまいたくなります。
どうかあなたも素敵なツイの住処が手に入りますように!