真行寺りえのブログ

発達障害の母がマイルドな認知症に。アラ還のお一人様が介護とシニア起業の合間に毎日の気づきをつづっています。

ブルーマンデー症候群、又の名をサザエさん症候群

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週末に外で食事をしていたら、こんな会話が聞こえてきました。

「月曜日朝、さて今日から仕事だと起き上がって、新聞取りに行って、部屋に戻ろうとして、そのまま倒れるって多いらしいよ。自分も血圧が高いから...心配だ」

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月曜日の午前中に心筋梗塞や脳疾患などが多いのは何故?

月曜日の午前中に心筋梗塞や脳疾患などの心血管事故が多いことは、医療関係者の間では広く知られたことでしたが、その原因は不明でした。

独立行政法人労働者健康安全機構が2017年に発表した「職場圧に関する調査研究結果の概要」によれば、心血管事故の直接の原因となる、血圧と脈拍数の両方が、月曜日の午前中に大幅に上昇することが明らかにされています。

休日の後、生活や仕事のペースをすぐに元に戻そうとあせる気持ちがストレスを招き、血圧と脈拍数の上昇につながるようです。

月曜日の心血管事故のリスクを下げるためには、月曜日に重要なミーティングを入れることなどは避け、腹八分目のゆっくりしたペースで週のスタートを切ってくださいね。

ブルーマンデー症候群にはどうすればよいか?

ブルーマンデー症候群とは、休日明けの勤務日に「また一週間仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称。サザエさん症候群もほぼ同じ症状を意味している。

ブルーマンデー症候群になりやすいのは、年代的には20代・30代が多く、性別では真面目で友だちの少ない一人暮らしの女性に多く見られるという。症状は重い場合には、軽いうつ病のような状態になるという。

月曜日が辛いなと感じたらその対策は、

● 月曜日は無理をせず、ゆったりとしたペースで仕事をする

● 月曜日のお昼、夜などにちょっとした楽しいご褒美を設ける

土日の週末の過ごし方に注意してブルーマンデー症候群を回避

週末の過ごし方といえば、土曜日に予定をいれて外出し、日曜日は家でゆっくりというのが良くあるパターン。ところが、この組み合わせが逆効果になる場合もあるようだ。日曜日の休日モードと月曜日の仕事モードのギャップに気持ちがついていけないために心がブルーになるのがブルーマンデー症候群の原因になるというのだ。

それを防ぐための方法の一つが、土曜日を家でゆっくり、日曜日を外でアクティブに過ごすというように週末の過ごし方を工夫する方法だ。そうすれば、日曜日は適度に疲れるため、早めに熟睡することができ、月曜日はあまりギャップを感じることなく出勤することができるという。 

ブルーマンデー症候群をさけるためにもう一つ注意したいのは、週末の寝ダメで体内時計を大幅に狂わせないことだ。週末と月曜日のギャップが大きいと、これもまたブルーマンデー症候群の原因となる。

まとめ 

以前、どういう人が長生きするを調べたところ、いろいろな調査で、「慎重な人」が一番に上がっていました。慎重な人は、転んだり、風邪をひいたり、電気や火を消し忘れたりということがないからでしょう。 

そして、本当に慎重な人は、ストレスが重ならないように、気持ちの上でも無理をしないのかもしれません。ブルーマンデー症候群かなと感じたら、無理しないで休むのもありですね。