年を取ると「お尻が四角くなる」のは「お尻の筋肉」が落ちるから
昔、道頓堀川(1982年)という映画がありました。監督は深作欣二さん、原作は芥川賞作家の宮本輝さん。年上の小料理屋のママまち子（松坂慶子）が、年下の恋人邦彦（真田広之）に向かって口にする「もうすぐお尻が四角くなって...。四角いお尻した女なんて、憐れなもんや」というセリフが妙に印象的な作品でした。
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年をとるとお尻が四角くなるのは、神秘的な力が働くからではない
年をとると筋肉は大幅に減少します。７０代になると筋肉は２０代の時の６０％ぐらまでへってしまいます。お尻が四角くなるのは、お尻の筋肉が衰えるからです。
加齢や生活習慣の影響で、筋肉量が大幅に減少した状態をサルコペニアといいます。サイコペリアになると、｢歩く速度が低下する｣、｢着替えや入浴などの日常生活が困難になる｣などの日常生活に支障がでるだけでなく、｢転倒・骨折のリスクが増加する｣、｢死亡率が増加する｣など健康上のリスクが大幅に増加します。
お尻の筋肉の衰えを防ぐだけでなく、サイコぺリアを防ぐためにも、筋トレが一番効果的なのですね。
さて、お尻の筋トレはスクワットを中心に行うようですが、まずは、お尻の仕組みから見ていきましょう。
お尻は、大臀筋・中臀筋･小臀筋で動いている
上臀神経・下臀神経の２つの神経、大臀筋・中臀筋・小臀筋の３つの筋肉が、股関節を動かすことでお尻は動いています。
大臀筋 お尻の大部分をしめる大きな筋肉。お尻が下がるのは、大臀筋が衰えているからです。
中臀筋 お尻の左右の脇にある縦長の筋肉。子臀筋と同じく、股関節の動きに関わっています。お尻が四角くみえる１番の原因は、わき腹に乗っかった贅肉。中臀筋を鍛えることで、すっきりとしたわき腹をつくることができます。
小臀部 臀部のインナーマッスル。中臀筋を同じく、股関節の動きに関わっています。
お尻の筋肉を鍛えるにはスクワットが一番
お尻の筋肉を鍛えるにはスクワットが一番簡単で効果的です。
具体的なスクワットの方法は、「大臀筋 筋トレ」などで検索すると、動画も含めいろいろと紹介されています。 動画の方が、分かりやすいので、検索してみてください。
また、大臀筋の筋トレ方法を、これでもかと紹介しているのがこちらのサイトですが、アラ還の私にはちょっとハード^^です。
運動が得意でない方には、こちらの女性セブンの記事の方が参考になりそうですね。 diet.news-postseven.com
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