今年一番のニュースは、母の恋文
要介護3の母は、週二回ディサービスに通っている。今通っている養護施設は2つ目の施設だ。昨年、父が亡くなるまでに通っていた施設はあまり好きではなかったようで、父が亡くなると通うのを止めてしまった。
そんな母に新しいディサービスで友達が出来たらしい。母は熊本の出身なのだが、その人は北九州市の出身らしい。ある時母が突然こんなことを言った。
「聞かれたから答えたけど、何回も同じことを聞くのよ」
どうも二人の会話はこんな感じらしい…
おじいさん「どちらのご出身ですか?」
母 「熊本です。」
丁寧で感じのいい人だと思うのだが、年寄りの会話なので、そこで話は途切れる。
そして、しばらくすると
おじいさん「どちらのご出身ですか?」
母 「熊本です。」
また、そこで話は途切れる。
そして、しばらくすると
おじいさん「どちらのご出身ですか?」
母 「どこでもいいです。」
そして、何もなかったかのように話は途切れる…らしい。(笑)
妹と相談して、ディサービスの曜日を変更しようとしたところ、
「友達ができたみたいなので、曜日は変えない方がいいですよ」
と、ケアマネージャーさんに言われた。
友達って、「ご出身はどこですか?」の人だろうか?
正解みたいだ。
私 「その「ご出身はどこですか?」の人って、どんな人?」と、たずねてみると、
母 「北九州(市)の出身で、山登りが好きでいい身体(からだ)をしている…」のだそうだ。
母親の「いい身体(からだ)」という言葉にどう反応すればいいのか微妙な私…。
そんなある日、事件が起こった。朝起きると妹からのラインだ。
どうも、母が「ディサービスのボーイフレンド?に恋文を書いたので読んで」と、言ってるらしい。それって、私に?ついでに、同居している甥っ子の〇くん(30代、SE)にも、「読む?」と聞いたらしく、「いろいろあった一年だけと一番驚いた。」と、言っているようだ。
大胆な母…に戸惑う家族のニュースでした。
応援よろしくお願いします↓
にほんブログ村