年齢と幸福度の関係、日本はL字型、アメリカはU字型
年齢と幸福度の関係については、様々な調査や研究があります。国を問わず、20代から下がり続け、40代で底を打ち、そこから70代に向けて幸福度が上がって行くというカーブを描くようです。
ただし、ちょっと気になることがあります。日本の場合、60代以降の老後の上がり方が少ないんですね。そこで、U時になりきれず、L字型でしまうケースも、特に女性の場合、最後に上がらないケースが多いみたいです。
幸福度カーブの形はほぼ一緒
年齢と幸福度のグラフは、20代、30代で下がって、40代が底、50代、60代とまたカーブを描いて上がり、全体的には緩やかなUカーブを描くのは、ほぼ全世界共通のようです。
亡くなった父も、70代、80代の最初は、今が一番楽しいといっていましたね。母も、70代が一番楽しそうだったですね。
40代、50代は、忙しい上にストレスが一杯
40代、50代は、子育て、子供の教育費、仕事の責任、住宅ローンの支払いなど、人生の課題とストレスが集中する時期。幸福度が低いのは仕方がないですね。
私の場合は、仕事だらけの40代を過ごしたので、まだまだ体力があった40代は、ひたすら前を向いていられた結構楽しい時期でした。
体力が落ちたアラ感の仕事しかしなかった仕返しを、体力が落ちたアラ還の今、受けているって感じもしますね。
60代、70代の日本男性は、比較的幸せ
日本の男性の幸福度が60代、70代、80代に上昇するのは、健康、お金、人間関係が充実している場合です。
幸福度が高いほうが良いのは、定年退職したサラリーマンばかりではありません。50代、60代の幸福度の高い社長の会社は業績がいいという調査もあるようです。
50代、60代の社長の場合、体力的には、30代、40代の社長にはかなわないわけですが、精神的な安定度や、経験にもとづいた状況判断力が、会社の業績に貢献する場合が多いようです。
日本の女性は、60代、70代がそれほど幸せではない?
日本の場合、40代、50代で底を打ったあと、男性が順調に60代、70代と上昇する傾向にあるのに、女性は、60代、70代に幸福度が戻りきらない傾向にあるという調査もあります。
ご主人が家にいる生活の負担、老老介護の問題も生じたりと、女性の負担が減らない傾向にあるのでしょう。
まとめ
老後の幸せのポイントは、健康、お金、人間関係 が、バランスよく整っていることですね。老後も仕事を続けるときには、健康や人間関係を損なわないように気をつけないと、と自分に言い聞かせています。